【あんスタ】≪1.5部夢ノ咲編まとめ⑦≫まとめにかえて:ズ!!今後のみどころ

※この記事は2023年3月12日時点(グラデュエーション予告前)で書いた内容をそのまま転載したものです。その後の実際のストーリー展開等は踏まえられていません。

2023年のテーマ『区切りの年』

 2023年1月1日。恒例の公式年始ツイートで2023年は『4年目の区切りの年』と表現されました。その宣言に違わず、今年最初のひストイベントであるユニバースでは、ズ!!開始以来ずっと焦点のひとつだった鉄虎を中心とする流星隊の問題に一区切りをつけ、次のステージに進める『パワーアップイベント』でした。

 さらに、3月15日からはトリスタ世代の夢ノ咲卒業を題材にしたイベントが開催予定です。返礼祭という毎年の区切りをなくして少しずつ物語を進めてきたズ!!で、いよいよ起承転結の結が展開されていくのだと思うと、これまでにない怒濤の展開が続きそうで非常にワクワクしています。

 現在進行している中で今年区切りをつけるのかなと思っているところをあげてみます。

ゆうたを中心とした話題の解決

 主にゆうた・ひなた・晃牙を巡る話。初年度からかなり力を入れて扱われている印象なので、そろそろ結が来るのかなと思っています。22年のMIRAGEでゆうたサイドは大分話を進めた状態ではあるため、年度最後のイベントになるはずの2wink新曲イベントでの解決がありそうです。ズ!!2周年の記念星5でもあるわけですし。

Double Faceの去就

 主に斑とこはくの話。こちらも初年度から焦点になっていた話題のひとつです。MaMとしての話はNEW COLORでかなり進んでいるので、あとはこはくと一緒にDFをどうしていくのかを結論づける話が読みたいところです。斑が3周年の記念星5に選ばれたのもあって、今年こそはという願望込みでもあります。

HiMERUと十条要

 結には至らない可能性も高そうですが、『神父』やゴッファ関係の話との絡みからも今後も大きく動きそうです。「要が回復したとき『俺』はどうするか」を今後みたいところ。同室の鉄虎やナイトクラブでの絡みが印象的なゆうたが変化しているので、その影響が見られるような展開だとすごく面白そうです。

英智と桃李

 次項でリストアップしているSANCTUARYの話とも絡めてくるのかも知れません。トリスタ世代が卒業するということは桃李が生徒会長になる(予定)ということで、ズ!の頃の英智と同じ立場になった上での桃李の考え方が見たいです。生徒会長選挙もなしに会長が決まる夢ノ咲生徒会のシステムは結構気になっているので会長継承で一波乱あっても良いな……と思っています。英智(ある意味では敬人)⇒真緒⇒桃李、の流れで桃李がそのまま会長になるのが英智時代への揺り戻しではなく別の意味があると嬉しいところ。

気になる話題リストアップ

 ここでは「結には至らないかもしれないけど今後が楽しみな話題」をリストアップしてみます。

ルックバックシリーズ

 22年唐突に始まったルックバックシリーズ。今後も不定期に更新されると予告されつつも全何回なのかなど詳細はほぼ不明です。メタ的には全キャラの幼少期Live2D実装が目的の一つなのかなと推察していますが、幼少期に他キャラとの絡みが一切なさそうなキャラはどうするんだろう……だとか、中学生の姿が実装済みのニキは幼少期実装済み判定なのか? など、なかなか読み切れません。多分、英智/敬人/零/凛月/真緒の中での組み合わせ、みか/宗/紅郎の話、奏汰/斑/颯馬の話あたりはやってくれるのではないかなと期待しています。

追憶セレクションと夏目

 23年3月現在ではエレメントしか分かっていませんが、セレクションと言うからにはほかの追憶ストーリーも展開していくつもりなのだと思います。今ここで追憶軸まで時間を巻き戻した展開をしていくのは『区切りの年』に合わせてスタートラインの確認の意味もあるのかなと考えています。原作本編で夏目へのフォーカスが強くなっている部分もあるので、絡めて進められそうな気もしています。

SANCTUARYとSSVRS

 オブリガート及び1.5部で「アイドル育成学校」についてかなり掘り下げられたところで、同じくアイドルのための場所として作られたSANCTUARYとSSVRSにもさらなる展開があるのかなという予測です。SSVRSはSS編以降も様々なストーリーで取り上げられているのと、ブラックジャックでの夏目もSSVRSの普及を通じて力を得ようとしていたあたりで、追憶セレクションとの絡みの中でも触れられていきそうです。SANCTUARYの方はSS編以降でまだほぼ触られていませんが、その在り方に対する各キャラの反応を色々と見てみたいです。

流星隊の次の焦点

 パワーアップイベントで一足先に区切りを付けた流星隊。今後は全員がリーダーの体制でやっていくことになりましたが、次に焦点になるとしたら翠かなと思っています。the Universeの最後の方で「それぞれの流星隊」の話をしているときに、自分は関係ないといわんばかりの顔をしていた翠が描く流星隊はどんな形になるのか。翠の新曲イベントが俄然楽しみです。

ESの世界進出

 SS編で全国の話をしたからには、次はもう世界に行くしかないのでは? と半ば冗談、半ば本気で言っていたら本当にESⅡが建っていたのでした。しかし世界進出を進めていたES上層部は実質的に『神父』の影響下だったというわけで、その『神父』が排除された今どう動いていくのか気になります。

1.5部に関われなかったCrazy:B

 夢ノ咲と直接的な関係がないCrazy:Bは1.5部には全く関われませんでした。バンカラグラフィティやオブリガートを夢ノ咲編開始前に公開したのはそのバランス取り的な意味もあったのでしょうが、ギリギリ登場可能だったであろうグランドスラム(実際に夢ノ咲在校生が一人もいないEdenからも登場できている)でも一切登場させなかったのは「登場できない」ことに意味を持たせようとしているのかな、と深読みしています。供給がなかった分、今後が一層楽しみです。

 

大本のテーマ『ほんものの“アイドル”になる』

 物語が結に向かって行くということは、ズ!!のメインテーマである『ほんものの“アイドル”になる』に対する各々の答えが描かれていくことになるのかと思います。一番大枠の答えはMDM編で一彩の問いに対してスバルが答えた「ぜんぶアイドルだよ! ね、簡単でしょ? わかった?」が基本方針なのだと思っているのですが、つまり『ほんものの“アイドル”』に絶対的なひとつの正解がないのだとしたら、アイドルたちはそれぞれ、自分自身が思う『なりたい“アイドル”』像を見つけなければなりません。

 夢ノ咲編でも『プロデューサー』の再定義や各アイドルの『“アイドル”とは』が掘り下げられ、続く展開のNEW COLORやtehe Universeで着実に前に進んでいます。

 4年目の区切りを迎える2023年。それぞれの出す答えが楽しみです。